くすりの管理

剤形

Q

くすりには飲み薬や注射剤などいろいろな形があるのはなぜですか?

A

病気や症状によって治療方法が異なります。治療方法の選択肢を広げてさまざまなケースに対応できるよう、くすりにはいろいろな形があります。また、飲みやすくしたり、使いやすくするためにいろいろな形のくすりが開発されています。なお、最近ではラムネのように口の中ですぐに壊れて、唾液と共に飲み込めるくすり(口腔内(こうくうない)崩壊(ほうかい)(じょう))もあります。

解説

くすりの形には「内服剤(飲みぐすり)」「注射剤」「外用剤(ぬりぐすりなど)」の3つのタイプがあります。内服剤と注射剤は、血管を通ってくすりが全身をめぐり、体のなかで効き目を発揮します。外用剤の多くは症状が出ているところに直接、貼ったり、ぬったりすることでくすりが効き目を発揮しますが、全身に作用するものもあります。このように症状や患者さんの状態に適したタイプのくすりが処方されます。

参照

どんな形のくすりがあるの?

くすりによっては、色々な形が用意されているものもあるよ。飲みにくい・使いにくいと感じたら、医師や薬剤師に相談してみてね。

内服剤の紹介。錠剤、カプセル剤、散剤・顆粒剤(粉薬)、液剤・シロップ剤のイラスト。
注射剤の紹介。注射、点滴のイラスト。
外用剤の紹介。軟膏・クリーム剤(ぬり薬)、貼り薬、点眼剤・点鼻剤、座薬、吸入剤のイラスト。

参照

監修:昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門・
臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門
客員教授 倉田なおみ

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