剤形
Q
くすりには飲み薬や注射剤などいろいろな形があるのはなぜですか?
A
病気や症状によって治療方法が異なります。治療方法の選択肢を広げてさまざまなケースに対応できるよう、くすりにはいろいろな形があります。また、飲みやすくしたり、使いやすくするためにいろいろな形のくすりが開発されています。なお、最近ではラムネのように口の中ですぐに壊れて、唾液と共に飲み込めるくすり(口腔内崩壊錠)もあります。
参照
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加藤哲太. 本当に効く薬の飲み方・使い方, p148-151, 実業之日本社, 2017.
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日本製薬工業協会. くすりの情報Q&A
https://www.jpma.or.jp/about_medicine/guide/med_qa/q09.html(2024年9月閲覧)
教えてたなみん
どんな形のくすりがあるの?
くすりによっては、色々な形が用意されているものもあるよ。飲みにくい・使いにくいと感じたら、医師や薬剤師に相談してみてね。



参照
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加藤哲太. 本当に効く薬の飲み方・使い方, p148-151, 実業之日本社, 2017.
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日本製薬工業協会. くすりの情報Q&A
https://www.jpma.or.jp/about_medicine/guide/med_qa/q09.html(2024年9月閲覧)
監修:昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門・
臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門
客員教授 倉田なおみ
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くすりの管理
解説
くすりの形には「内服剤(飲みぐすり)」「注射剤」「外用剤(ぬりぐすりなど)」の3つのタイプがあります。内服剤と注射剤は、血管を通ってくすりが全身をめぐり、体のなかで効き目を発揮します。外用剤の多くは症状が出ているところに直接、貼ったり、ぬったりすることでくすりが効き目を発揮しますが、全身に作用するものもあります。このように症状や患者さんの状態に適したタイプのくすりが処方されます。