気をつけたいこと

自己判断による用量変更

Q

くすりの量は自分で変えてもいいですか?

A

くすりの量を自分で変えてはいけません。思わぬ副作用が出たり、症状がまた悪くなったりすることがあります。指示された量を守って飲んでください。

解説

くすりが効き目を発揮するにはちょうどよい血液中の量(濃度)があります。早くよくなりたいと自分でくすりの量を増やすと血液中の量が多くなって効き目が強くなったり、副作用を生じる危険性が高くなることもあります。また、症状が良くなったからといって量を減らすと、抑えられていた症状が再びあらわれてしまうことがあります。

参照

くすりのちょうどよい量ってどういうものですか?

くすりのちょうどよい量とは「効き目があらわれる血液中のくすりの濃度」のことだよ。この濃度を保つためには、くすりを飲み忘れないことや飲む量を守ることが大事だよ。

縦軸が血液中のくすりの濃度、横軸が時間の曲線グラフ。くすりの量が多い時は副作用を起こしやすい濃度、くすりの量がちょうどよい時は効き目があらわれる濃度、くすりの量が少ないときは効き目が出にくい濃度。

参照

監修:昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門・
臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門
客員教授 倉田なおみ

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