のみ方

ほかの病院で出されたくすりの扱いは?

Q

ほかの病院で出されたくすりがあるときは、どうすればいいですか?

A

市販薬も含めて、ほかに使っているくすりがあるときは医師や薬剤師に必ず伝えてください。これは飲み合わせの悪いくすりや、同じ効き目のくすりを重ねて飲まないようにするためです。

解説

複数のくすりの飲み合わせによって、くすりの効き目が弱くなったり、効きすぎて副作用が強くあらわれたりすることがあります。こうしたことは、医療機関で処方されたくすりと市販薬やサプリメントでも起こる可能性がありますので、使っているくすりを、医療機関や薬局に必ず伝えてください。飲み合わせなどの問題があれば、医師や薬剤師はくすりの変更など、適切な対処をおこないます。

参照

今使っているくすり、正確に伝えるにはどうすればいいの?

くすりの名前が記載されている「お薬手帳」などを活用しよう!

ほかに使っているくすりやお薬手帳のイラスト。

くすりの飲み合わせが悪くないかを調べるときには「糖尿病のくすり」、「高血圧のくすり」といった大まかなくすりの種類ではなく、くすりの名前を特定する必要があります。
お薬手帳には、くすりの名前が記載されています。医療機関や薬局を利用する際には必ず持参するようにしてください。また、マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証)も、医療機関や薬局の受付をおこなうときに、「過去のお薬情報の提供」に同意しておくと、医師や薬剤師があなたの飲んでいるくすり*を確認することができます。
なお、自分で購入した市販薬やサプリメントの情報は、マイナ保険証では確認できないため、あなた自身でお薬手帳に書いておき、医師や薬剤師に見せてください。
*過去1か月から5年間の処方・調剤された薬の情報が確認でます。

参照

(すべて2024年10月閲覧)

監修:昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門・
臨床薬学講座 臨床栄養代謝学部門
客員教授 倉田なおみ

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