健康寿命

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健康寿命って知っていますか?

健康上の問題で日常生活が制限されることなく、元気に生活できる期間のことです。従来は平均寿命が広く使用されていましたが、現在では「元気に生活できる期間を延ばし、個人の生活の質(QOL)を保つこと」が重要であるとの認識が高まっています。

健康寿命と平均寿命の差はどれくらいなの?

2019年時点では、平均寿命(0歳時点での平均余命)と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約12年の差があり、この期間は日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。

男女別に平均寿命と健康寿命を比較したグラフのイラスト。男性の場合、平均寿命が81.41歳で、健康寿命が72.68歳です。女性の場合、平均寿命が87.45歳で、健康寿命が75.38歳です。

厚生労働省 e-ヘルスネット. 平均寿命と健康寿命

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-002.html (2024年10月閲覧)より転載

健康寿命と平均寿命の差の縮小へ

健康寿命を延ばすことは大切なことですが、忘れてはならないもう一つの目標は「平均寿命との差を縮める」ことです。
平均寿命だけが延びて健康寿命との差が拡大すれば、「不健康な期間」が長くなります。その結果、医療費や介護費が増えてしまいます。病気の予防と健康増進、介護の予防などにより、平均寿命と健康寿命の差を縮めることができれば、生活の質(QOL)が向上し、元気に生活できる期間が延びますし、社会保障費などの負担も軽くなることが期待できます。
人生100年時代に向け、元気で長生きするためにも、日々、セルフメディケーションにも力を入れたいですね!

元気な高齢の男女が楽しそうにウォーキングするイラスト。

参照

  1. https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-002.html
  2. https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000637189.pdf

(すべて2024年10月閲覧)

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