かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師

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かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師って知っていますか?

あなたがいつも行く1カ所の調剤薬局で、くすりを1人の薬剤師に管理してもらうシステムが「かかりつけ薬局」と「かかりつけ薬剤師」です1,2)。たとえてみると、いつも行く美容院で同じ美容師さんにお願いするような「いきつけ」という感じであり、あなた自身で選ぶことができます。

くすりの説明書とくすりの入った袋をもつ女性の薬剤師のイラスト。薬剤師はくすりの説明書を差し出している。

「かかりつけ薬剤師」はあなた担当のくすりの専門家

「かかりつけ薬剤師」は、あなた担当のくすりの専門家として、くすりの飲み合わせや重複などをチェックし、正しい服薬のアドバイスをしてくれます1)

もちろん、「かかりつけ薬剤師」でなくても薬剤師はこのようなサポートを行いますが、1か所の薬局、1人の薬剤師があなたの担当として、くすりの情報を継続的に管理することで、色々な配慮もできますし、いつも同じ薬剤師ならあなたも相談もしやすくなりますね2)

「かかりつけ薬剤師」は幅広いサポートをしてくれます

「かかりつけ薬剤師」は、夜間や休日の電話相談、医師や病院との連携、在宅ケアへの対応など、幅広いサポートを提供します。また、市販薬や健康食品についてもアドバイスを受けられます1)。特に、複数の医療機関を受診している方、慢性病を持つ方、妊婦さんやお子さんなど、くすりに関するサポートが必要な方にとって、かかりつけ薬剤師は大きな支えになるでしょう。

「かかりつけ薬剤師」の手続きは薬局でできます

かかりつけ薬剤師の手続きは調剤薬局でできますので、詳しい内容についてはあなたがいつも行くかかりつけ薬局でたずねてください。なお、「かかりつけ薬剤師」は、通常の薬剤服用歴管理指導料に代わり、「かかりつけ薬剤師指導料」のご負担が必要です。3割負担の場合では、60円~100円程度、ご負担が増えることになります1)

出典

  1. https://www.nichiyaku.or.jp/kakaritsuke/about.html#jump01
  2. https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/2016/05_01.html

(すべて2024年8月閲覧)

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